屋根裏で音がする効果的なねずみ駆除は
夜寝ていたら屋根裏でドタドタバタバタ音がする。
それはねずみが暴れまわっているからかもしれません。
ねずみ駆除は時間との勝負です。放っておいて改善することはありません。
人間の生活圏で生息しているねずみを‘家ねずみ’と呼びますが、日本に生息する家ねずみは3種類います。
それはドブネズミとクマネズミとハツカネズミです。
ドブネズミは泳ぎは得意ですが高いところに登ることが苦手です。
クマネズミは木登りが得意で高いところが好きです。
この2種は都市に適応した種です。
ハツカネズミは小型の種で、農村地帯に多く生息しています。
ドブネズミは昭和初期から昭和40年代頃まで非常に生息数が多かった種です。
ドブの中や家屋・建物の地下を好み、土を掘って巣をつくります。
東京オリンピック以降に都市化が進み、下水が整備され土はアスファルトに変わりました。するとドブネズミが生息数が減りましたが、それとは反対にクマネズミの生息数が増えていきました。
高層ビルが多く建てられることにより、木登りが得意なクマネズミの生息場所が増えていきました。
その勢いが住宅街にも広がっています。
屋根裏はねずみの運動場として使われている場合があり、毒餌でねずみ駆除をしても効果がすぐにあがらないかもしれません。
クマネズミは警戒心が強いので見たことがない餌はすぐには食べません。屋根裏に上がる経路などを調べて粘着剤を併用すると効果があがります。
ねずみ駆除は忍耐が必要です。
効果があがらなくてもじっと我慢して続けることが大切です。